2021年3月1日
少しずつ入れ替わる福原ソープの変遷
現在、福原ソープ街には60近いお店が営業していて、毎年数店舗ずつその看板は掛け変わっています。
ソープランドは、風営法の関係で新しい場所で営業が出来ず、建物も大幅な改築や改修なども出来なくなっているため、閉店したお店の跡地でしかオープン出来ないのです。
今あるお店も昔は別のお店だったりするのですが、今回はそんな福原の変遷について取り上げてみましょう。
◆ 有名なあのお店の過去
福原には色々と有名なお店がありますが、そのお店も昔は別のお店でした。
例えば、今年で創業33年を迎えた『ボンジュール』は、以前は『レスポワール』というお店でした。
この2つのお店は元々別のお店だったのか、『レスポワール』が看板を変えて営業継続しているのかはもはや不明ですが、『レスポワール』以前にも何回かお店の名前が変わっているようですので、リニューアルついでに店名も変えているといった感じでしょうか。
また、今年で創業26年の『モンテ』についても、以前は『サラマドンナ』という名前のお店で、こちらも同様に古すぎてインターネットではもう情報がほぼ無いという状態です。
どちらもインターネットが普及する以前のお店となっていますので、昔から福原に通っている福原通の方ぐらいしかもう知らないのかもしれません。
◆ 入れ替わりの最多と最小はどこ?
冒頭で少し記述した通り、ソープランドは新しい場所で営業が出来ません。
今あるソープランドも何度も入れ替わりがあって現在に続いているわけですが、では最も多く入れ替わりしているのはどこなのでしょうか。
まず、前述した『ボンジュール』と『モンテ』ですが、遡ると『ボンジュール』は5回、『モンテ』は4回入れ替わっています。
創業が長いわりにはそれほど入れ替わっておらず、人気店ならではの息の長い経営がされているようです。
では、最多となるのがどこかというと、『ごほうびSPA極』の場所で14回お店が変わっています。
次いで、『セントエミリオン』の場所で13回、そこから『アクアマリン』や『アロー』、『ぽちゃぽちゃイケてる』の場所で10回となっています。
逆に最小となっているのが、想像している方も多いかもしれませんが、福原最古とも言われる『有明』です。
創業以来一度も店が変わらず、今なお営業を続けています。
2回、3回だけ変わったという場所はいくつかありますが、1回だけというのは『有明』のみです。
お店が変わってしまうというのは残念ですが、それも福原の歴史の一つになっていくというもの。
中には閉店後に駐車場になってしまうケースも有る中、お店が変わっても営業を継続してくれているだけ御の字と言えるのではないでしょうか。
福原の歴史に興味がある方は、こういった方面から手をつけてみるのも面白いかもしれません。